ふじなみ鍼灸整骨院に見学に行ってきました!(大阪旭区 京阪 森小路駅)

春分も過ぎ めっきりと春らしくなってきましたね!
これから、ヒノキや黄砂が増えてきますが体調管理は万全ですか?
季節によって体の働き方に違いがありますので
先を考えてしっかりと対策してくださいね(^_^)

さて今日は、午前中 施術所見学に伺ってきました!

大阪市旭区 森小路 「ふじなみ鍼灸整骨院」

大阪市旭区 森小路駅 徒歩1分   「ふじなみ鍼灸整骨院」

 

 

 

 

 

 

 

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場所は、京阪電車の「森小路(もりしょうじ)」駅、東口徒歩1分。
東口の改札をでるとすぐに見えました。

今日は、京橋で京阪に乗り換えてお邪魔することにしましたが
森小路は、普通しか止まらないようです。
他にも 谷町線千林大宮駅 徒歩 9分 、今里筋線清水駅 徒歩 11分
今里筋線新森古市駅 徒歩 11分といろんな駅から歩いて行ける距離ですが
はじめてだったので、森小路駅を目指しました。

院長のふじなみ先生は、私が在学時に運動学で教鞭をとられていた方で
柔整師・はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の
4つの国家資格をお持ちの方です。

私よりもずっとお若いのですが、ご自分なりのしっかりとしたお考えと分析力、
運動学の知識ほか様々なアプローチ方法とご経験を用いて
スポーツ障害等から地域ケアまで幅広く活動されています。
ご自身もトライアスロンをされるアスリートです。
お一人お一人の故障予防なども視野にいれて個別指導もされているとの事。
おだやか堂トンボ庵 の場合は、総合施術になりますね。
施術の形は違いますが、個々の状態に寄り添う施術を目指し、実践している点は
大きく共通していると思います。

卒業後、なかなかお会いする機会もなかったのですが
ちょっとしたきっかけもあり見学をお願いしたところ
快く受け入れて下さいました。

通常、施術者は国家資格を取った時点で
本人の能力はどうあろうとも 「一応、一人前」として扱われます。
特に私のように開業している者は、見学に伺うのも難しいケースがありますが
幸いなことに母校の講師の方やお世話になった学会の方を含めて
どなたも教育熱心かつ施術者としても高い志をお持ちの方が多く
卒業後も一介の教え子の見学を快く受け入れて頂ける事に
大変感謝しております。

今日は水曜日でしたので、午前中だけの見学でしたが
沢山の方が来られていましたので多くの事を学ぶことができました。
頭がパンパンになるぐらい 沢山吸収してきましたよ(^_^)

見学というのは「見て学ぶ」と書きますが、非常に奥の深いものです。
「見る事で学ぶ」、「見ただけを学ぶ」、「見えた事を学ぶ」など
多くの意味にとることが出来ます。
「見る」という言葉自体にも 何を見るのか、どう見るのかによって沢山の違いがありますね。

学び方は人それぞれですが、自分にとって為になる見学をするには
ただ見えるもの、見せてもらえるものだけを漠然と眺めているだけでは
なかなか吸収することはできません。
単にその景色を覚えているというだけは吸収にはつながりにくい。
いつか薄れてしまいます。
自分の中に適切な形で取り入れてこその吸収なのです。

違う言い方をすると、すぐに目に入ってしまうものや見えやすいもの、
見えているものをそのまま反射的に追ってしまうと
自分が「何を目的・目標として見学をしているのか」という意識が薄れます

例えば、狩りで言うと 何か目的の獲物がいたのに目の前を違うものが通ったら
そっちを追いかけてしまっていた(ウサギを捕まえるつもりがチョウチョを追っかけてた)とか
何を捕まえようか、どう捕まえようか、どこに行ったらいいかを考えないで
あれ食べたいな~、これしたいな~と うろうろしてたら日が暮れちゃって
おなかすいたけど真っ暗だし ここどこ・・・?みたいな。

なので、自分が目標とする施術をする為のイメージをつくり
それになぞらえながら見学をするという事はとても大切な要点になります。

例えば、手段を目的に見学、方法を目的に見学等の内容重視の見学と
見学に行った所を知るための見学では意味も内容もまったく違ってきます。
吸収した事をどのように分析、管理、保管、利用していくかも 違います。
一見、同じように眺めている人がいたとしても
心構えや目標次第でいかようにも学びの内容は変わるんですね。
目標などが具体的なイメージでなくても 自分の中に意識としてあることが大切です。
吸収して活用する為に処理するのは自分ですので
自分が解っていればきちんと処理できるのかなと思います。

例えば私の場合、施術者として自分がきちんと思う施術をする為に
自分の施術に必要な事柄を吸収する必要がありますから
施術を受ける方の現状、素因、起こる変化や状態の観察はもちろんの事
受けられる方に変化を及ぼしている施術者の観察、四診、分析も行います。
自分が行ったりや、行う事に置き換える必要があるからです。

空間認識ほか、骨、筋、関節、内容物の動きなどの物理的な事柄、
動きや施術によってかかる負荷や荷重の深度、部位、範囲、
それに伴う生理的変化、気の流れなどの東洋医学的認識、
施術者が何を目的とし、どの部分にどのような意識や感覚を感じているかまで
全ての感覚を駆使して感じ取り吸収します。

もちろん、把握・分析・吸収には 独自の十六診も駆使します。
十六診を駆使すると 通常の四診の何十倍、何百倍のも情報が得られます。
ですので、整理・分析・収納が追いつかないとパンパンになるんですね(笑)
でも、時間をかけて大事にゆっくり消化し、いい状態で保存する事で
必要な時にしっかりと引き出せるように焦らず丁寧に扱っています。

そうこうしながら 西洋医学的な事はもちろん、東洋医学とのすりあわせ、
病態把握、お持ちの疾患の推測、施術可能範囲の判断、証の決定等を行い、
自分がその方を担当した場合にどのように対応し、それを行うと
どのような反応が返ってくるか、その時にはどのような方向性や方法をとるのか、
脈状はどのようなものか、どのように変化するか、どのようになれば良しとするか、
その他 問診を行う時にお聞きしている事も含めてシュミレーションしながら
いくつものパターンを構築します。

その上で自分が現状最適だと思われる施術方法や
その内容やスケジュールを思い描き、予後の目標設定や
施術を行った際の各回の施術後の予測もイメージします。

見学させて頂いた空間やスタッフであるからこそ可能な事もありますので
それをどのように自分のいる空間や施術に適応させていくかも大切な事です。
もちろん、時間、季節、環境他 再現の難しい要素も沢山あります。

全て含めて 多くのイメージをする事で判ること、できるようになる事、
つながる事、新たに得なければならない事などを学べる見学は
これらの多くの発見を私に与えてくれ糧となります。
見学でしか得られない貴重なものが沢山あるんですね。

そんな貴重な機会を快く与えて下さった ふじなみ院長とスタッフの皆様に
心より感謝いたしますと共に、一人でも多くの方に経験を還元させて頂けますよう
コツコツと頑張って参りたいと思っております。

なお 唐突ながら余談ではありますが、
ふじなみ鍼灸整骨院に興味がおありの方、お近くの方。

ふじなみ院長は、「渋めの落ち着いた雰囲気が魅力のすらっとしたイケメン」、
私の同級生であるS氏は、
「野球に情熱を燃やす切れ長の目が美しいイケメン」
です。

私が亀の歩みで3年をかけて施術所工事やなんやかんやとあくせくしている間に
施術者として多くのご活躍をされていた事を大変うれしく思っています。
イケメンは、どこに行っても人気がありますのでうらやましい限りです(^_^)
キビキビとした対応で患者様に人気の女性スタッフの方にもお世話になりました。
チームワークのしっかりとした院であるのは ふじなみ院長の「人徳」ですね!!

そのあたりも、いつかスタッフをいれる際には参考にさせて頂こう・・・と
ひっそりこっそりと思っています。

イケメン・・・探さないとね・・・(笑)

 

 

 

 

 

リラクゼーション施設からのご紹介時のお願い

3月になり 確定申告や商品開発など多くの事がありばたばたしていました。

今年は、花粉やPM2.5の飛び始めは早かったですが
その後、雨が続いたこともあって 最近少しましなようです。
ですが、これから桜の季節にかけては 比較的乾燥することが多いので注意が必要です。

衣服などについての部屋への持込、壁などへの付着等により
部屋の中での暴露が多くなり感度が上がってしまうこともあるので
部屋の掃除、壁を拭くなどの対策が必要です。

すでに、症状が起こってしまっている場合は お灸などで緩和することができますので
是非一度、ご相談くださいね(^_^)

さて、先日 少しお年を召した方であろうと思われる方からお問い合わせを頂きました。
ただ、どうもお話しているとお店を間違えてお電話されているようなのです。

その方は、チラシをみてお電話を下さっているご様子です。
何度もおだやか堂トンボ庵 のお名前と電話番号を確認されています。

が・・・、お話を伺うと どうもその方がご予約されたいお店は
コーナン豊中島江店の前にある少し前にできたリラクゼーションのようです。

お年を召されているので、なかなか言葉がうまく通じないのですが
よくよくお話をきいてみると そのお店に以前行かれたようです。
で、今日行こうとしてご予約のお電話をしようと思われたようです。

なら、そのお店に電話すればいいじゃん・・・と皆さん思われるかと思うのですが
どうやら、そのお店でおだやか堂トンボ庵 のチラシをお渡しになられたようなのです。

おだやか堂トンボ庵 は、直接のポスティングと施術所店頭にしかチラシはおいておらず
その他で提携でお渡ししているのも、近隣の施設ではありません。
ですので、リラクゼーション施設にはチラシはおいてないはずなので
おそらく、スタッフの方が当店をお知りになり その方にお渡しになられたのだろうと思います。

それ自体はかまわないのですが、問題は
チラシを「そのお店のチラシ」と思われてしまったという事
です。
今回 再度、マッサージを受けたいと 渡されたチラシを見て電話したら
おだやか堂トンボ庵 につながった。
ここが問題です。

通常でしたら、「そのお店ではないんですよ~(^_^)」ですむ問題なのですが
一般のリラクゼーションと施術所の違いをご存知ない方や
高齢者で認識能力の落ちておられる方、聞き取りなどのイメージをしにくい方などは
ご自分が「こうしたい・こうしている」と思われてしまうと「それをしている」という認識になってしまう為
実際に起こっている誤差の修正ができない方がおられます。

今回の場合、「前回チラシを渡されたお店に行きたい」と思っておられますので
「コーナンの前のお店」ではありませんよとお話しても、
チラシの地図にコーナンが載っていないことをお話しても
その方は認識修正ができなかったのです。

残念な事に、そのお店とおだやか堂トンボ庵 はワンブロック離れていることや
お店の違いが認識できない方に地図を見て来て頂くことは難しいであろうこと
訪問などにいかせていただいても、リラクゼーションと施術所の違いが判らないままで
施術をさせていただくのはご本人の意思にそむいてしまう可能性もありましたので
施術に関してのお話をさせていただくことは控えることにしました。

結果的に、なんとかかんとか 「予約されたいお店のチラシではないですよ」ということと
「そのお店とおだやか堂トンボ庵 には、まったく関係はないですよ」(系列店などではないこと)
ご理解いただくのみでお電話を先方さんが終わられましたので終了とさせていただきました。
それでも、10分以上はお話させて頂いたと思います。

その施設の方が、その方のお体の状態をみて「専門のマッサージを受けたほうがよい」と思われたのか
それとも前述のようにスムーズな会話の認識が可能でないから
「ちょっと・・・」と思われて こちらをご紹介頂いたのかわからないのですが
今後もお渡しいただく可能性がある事や 他のリラクゼーション等の施設の方が
同じようにされることも考えられるので 少しお渡しの際へのお願いをしたいと思います。


〇 おだやか堂トンボ庵 へのご紹介をしていただく事については問題ありません。
  チラシもネットからダウンロードできますので お渡しいただいて結構です。

〇 一般の方は、施術所とリラクゼーション施設の違いがわかりません。
  必ず ご自分のおられるお店とおだやか堂トンボ庵 の違いが利用者にわかるよう
  例えばお店のチラシやご自身の名刺などとおだやか堂トンボ庵 のチラシを別々に渡してください。
  ご自分のお店を利用者にわかるようにした上で
  「おだやか堂トンボ庵 は保険所に登録された施術所であって
  リラクゼーション施設でも、お店の系列でもない」
ということをはっきりさせてください。

〇 もし、お体を触られてご自分の責任で「お体の状態が正常ではない」と感じられたりした場合や
  お話を聞かれて何らかの疾患をお持ちだと思われた場合は
  「病院にはいかれていますか?」、「マッサージをうけてもいいと先生に言われていますか?」など
  ご自分できちんと利用者に確認されてください。

  人の体を触るというお仕事をご自分で選ばれているので施術責任はご自分にあります。
  その方により良い施術を受けて欲しいという想いからのご紹介であればかまいません
       もし、「よくわからないから」・「ややこしそうな人だから」・「やばそうだから」など
  ご自分の能力を超えているから「とりあえず施術所に回そう」というようなお考えであれば
  それは大変困ります。

   何が困るかというと そちらの責任を押し付けられるというところなどではなく
         利用者さんがそちらの施設に依頼されているので
        利用者さんご自身が違いを認識し、選ばれる意志をお持ちでなければ
  おだやか堂トンボ庵 は施術を行うことができないからです。
   ですので、無責任に施術所を紹介するのではなく まず、利用者の安全と健康を第一に考え
   「まず、現状を確認してもらう」という意味をこめて 医療機関への受診喚起を行うのが第一選択肢。
        その方が施術所をお求めであれば ご紹介ください。

           ※ 今回、どういう形と経緯でお渡しになられたのかがよくわからず
       利用者さんがお困りで当施術所に行かれたほうがよいとのご紹介であるとは思うのですが
                今後、他の施設でどのように扱われるか判らないことも含めて
                        少々、手荒い表現も含みますことをお詫び申し上げます。

〇 おだやか堂トンボ庵 では、お越しに来られた方はどのような方でも精一杯の事をさせて頂きます。
  ですがどんな資格を持っていてもご自分が行われていることに対しての責任は変わりません。
   無資格であったとしても、ご自分でその現状を踏まえた上で施術を提供されているはずです。
        そして、それを利用者さんがどのように理解されているかどうかもわかりません。

  ですので、きちんとご紹介頂く前に 利用者さんに選べるだけの知識を与えてあげてください。   
        資格や立場はどうあろうと 利用者さんがそれを理解していなければ選択肢はありません。
  リラクゼーションを選ぶのか、施術所を選ぶのかは 違いが判らなければできないことです。
  利用者さんが望まれた安全かつ健康を維持することができる環境を提供すること に尽力する」
  という事が最も大切な事ですので もし、それ以外の保身も含めてのご紹介であるのであれば
   まずは、詳しくお知りになられていない施術所を紹介するのではなく
   ご自身が施術者として責任をお取りになる事ができる知識とお立場を獲得することも
  今後お考えいただければと思います。


私も、今回のようにリラクゼーション施設からおだやか堂トンボ庵 のチラシを配布されるという事を
夢にも思わなかったこともあって対応に不備が生じてしまったのは大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

たまたま スタッフの方が施術所という施設をご存知で
おだやか堂トンボ庵 を信頼して下さった上のご紹介であったのかなと想像するしかできないのですが
「施術を必要とされている方が混乱してしまった。」という事は良いことではないと思うのです。

それは、どんなお店を利用するにしても同じ事で 自分がされてもうれしくありませんし
混乱した状態の方の施術をお受けすることはおだやか堂トンボ庵 ではできません。
ご自分の意志で施術を受けるという契約の上ではじめて施術を行うことができるのです。

ですので、ご紹介頂く場合は利用者から同じように思えてしまう施設だからこそ
きちんとしたご説明やご対応をお願いしたいと思います。
おだやか堂トンボ庵 では、混乱したままお問い合わせいただいても
経緯がわかりませんので よりよい対応ができない事もあります。

もし、ご紹介いただくことが多いのでしたら提携させていただいてもかまいません。
(個人単位でも施設単位でもどのような形でも結構です。提携費用も必要ありません。)

ご依頼いただければチラシをおかせていただくこともかまいません。
おだやか堂トンボ庵 が責任をもって設置いたします。

ご依頼なくチラシをお渡しいただくこともかまわないのですが
急なお話で背景がわからないことで対応に不備がでてしまうことや
利用者さんが混乱されてしまう可能性があることをご存知いただき、
よりよいご説明、ご対応をいただけますよう
よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

病後や予後のケアに鍼灸・マッサージは最適です。

インフルエンザがはやっていますね(;_;)

インフルエンザは、発熱したらできるだけ早く鑑別をうけ
抗インフルエンザ薬を飲むことで
インフルエンザの増殖を抑えることが最近は可能となってきています。
しかし、それでも熱はでますし体の痛みもありますね。
何日も安静にしていても 体にダメージは結構あります。

予防接種は、国の感染症センターなど専門の機関によって
どのタイプのワクチンを製造するか決定します。
しかし、インフルエンザは型の変異が早いため
予防接種をしていてもかかる方もおられますので注意が必要です。

また、高齢者や基礎疾患のあるかたのほか
体力の落ちている方や年少者は、肺炎になりやすいウイルスもあり
花粉や湿度の低いことで呼吸器が傷つくことにより
進入してしまうこともります。

いずれにしても、できるだけ安静にすることが大切ですが
高熱や、咳、関節痛や長時間臥していることなどから
体の回復が遅くなる傾向があります。
体が同じ体制や痛みで固まってしまうんですね。

そんなときは、是非 鍼灸・マッサージを受けられてください。
お灸などでお体を暖めることはもちろん、
ウイルスやお薬で乱れてしまった体の流れ、
進入されてしまう原因になっている箇所を閉じたり
疲れによって気が散じてしまっているのを集めたり、
マッサージによって物理的に硬くなった体をほぐし
循環を高めたり柔軟性を回復させることで
予後の調子を早く取り戻すことが可能です。

指圧をすることにより 脊椎の可動性や反射を高めたり
髄液の還流などの円滑化も見込めるかと思います。

寒い季節に、長時間横になって痛くてしんどい体は
おびえてカチカチになっています。
そういう状態で無理に仕事をしたりすると
腰痛などの思わぬ事故を引き起こすこともあります。

十分な軽擦だけでも 体がほっとするのを感じていただけるかと思います。

インフルエンザだけではなく、病後、術後のケアや
精神的ダメージなどの回復にもご利用ください。
インフルエンザの予後ケアに来られて
皆さん元気になられてますよ(^_^)
もちろん、疲れている原因のほうのケアからしっかりとしています。

他のご予約が入っていなければ
当日のお電話でも大丈夫です。
お気軽にご連絡くださいね(^^)

痛みについての勉強をしてきました(神戸市・健康ライフプラザ)

土曜日は、兵庫駅のそばにある健康ライフプラザの講座にいってきました。

神戸市健康づくりセンター 健康ライフプラザ

最近は、各市区にもこのような健康センターや予防センターもあり
そういうところでも様々な健康イベントをしています。

民間でも 病院内で行っていることもありますし
スギ薬局の運営をしている杉浦記念財団でも
健康セミナーをしていたりしますよ(^^)

杉浦記念財団健康セミナーページ

公共の健康講座は別ですが 無料の講座の中には
その後、健康食品を販売することが目的だったりするものもあるので
ちょっとご注意頂きたいのですが(いくつか知ってます(^_^;))
きちんとした講座を受けることは情報源の一つです。
ご自身が受診されたり質問をされたりするときや
お医者さんを選ばれるときの目安にもなりますね。

さて、今回は 「痛みとは?-なぜ痛いのか?痛みの仕組みを考える」というものでした。
(健康ライフプラザのHPのメニュー左端になる健康学習というところをクリックすると
土曜健康科学セミナーというページがあります。毎週しているようですよ(^^))

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神戸大学医学研究科外科系講座 麻酔科学分野教授の溝端 知司先生が講義されました。
とてもよい勉強になりましたし、質問にも丁寧にお答えいただきました。

鍼灸・マッサージ(特に鍼)は、痛みという分野からは切り離せないところがあります。
また、物理的な側面だけではなく、心理面などの問題も含めて
痛みの科学と深い関係があることから
常に様々な情報、知識を関連付けていくことはとても大切なことになります。

お越しになられる中には、西洋医学的な治療でよくならないからと
東洋医学をお求めの方もこられます。
痛みを伴う不具合の方が多いことも特徴です。

医師ほか、私達のような施術分野の人間の中でも
「痛み」についてどのように扱うのかはそれぞれ分かれるところです。

私自身、非常に長い間全身の痛みに悩まされてきた経験があることから
「痛み」というものがどれほど生活に影響あるかをよく知っています。

医療や介護で使われる用語に
「QOL(quality of life:クオリティー オブ ライフ」というものがあります。
これは、「生活の質」という意味です。

痛みは、このQOLを格段に下げることがあります。
様々な疾患や外傷での痛み、予後などに起こってしまうものや、
精神的ストレスからきているといわれているもの、原因不明なもの
広い意味で言えば 痛みを感じることができない「無痛症」
沢山の様々な状態が痛みと関係があります。

これらのものは、全て一定の基準を超えるとQOLを大きく下げてしまいます。
ご本人のみならず ご家族やサポーターなどのQOLに関係することもあります。
状態によってはQOLだけではなく
ADLactivities of daily living:エーディーエル)も下げてしまいます
ADLとは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴などの
いわゆる「人が人らしく生活する為に必要な事柄」なのですが
痛みがあることによって制限されてしまうこともあります。
(痒みでもなることがあります。)

もちろん、大きな障害にならずとも
例えば日常の中で痛みがあると
仕事に支障がでてしまったり、
痛みが怖くて精神的‣肉体的な負担が生じたりと
良いことはないと考えられる方が多いかと思います。

ですが、一つ大切な事があります。

「痛い(思えない・感じないも含めて)には理由がある」ということです。

その原因は多岐にわたり、いまだ解明されていない事も多くありますが
普段 私達が痛みを感じないという状態にもちゃんとした理由があります。

それは、体の中での一つのバランスであり共同作業がうまく行っている状態です。
ところが、何らかの原因によりその共同作業が崩れたときに
痛みという形で「いつもと違う事が起こったぞ!」というお知らせが入ります。
普段、そのお知らせを大勢にする必要がある事はあまりなく
内うちで済ませられますが、規模によっては一時的に関係者に助けてもらったり
より、大勢の力や大きな機関の助けが必要なこともあるわけです。

いつもお話しているように、まるで人間社会と同じですね。
自分だけでドキドキすることもあれば、家族に協力してもらう事、
学校や仕事先、警察や病院などの組織に助けてもらわなければいけないこと
国全体に助けてもらわなければいけないことなどがあるのと同じです。

痛みだけではなく信号には、「閾値」とういうのがあります。
説明が少し難しいですが
真ん中に線を引いて バランスが取れているのをゼロとして
上を+、下を-とします。
ゼロから上に上がっても下に下がっても
何らかの信号(変化)があったことになりますが
人によってこのゼロに設定できる点が違うことや
同じ大きさの信号でも反応が違ってしまうこと
動きによる対応の仕方が大きく異なってしまうのも痛みの大きな特徴で
人によって痛みの感じ方が大きく違ってしまう事も
それぞれの対応が違ってしまったり、うまく伝わらなかったりの
原因でもあります。

痛みの原因といわれているものには多くのものがあります。
先日の講座の資料から引用させて頂くと
侵害刺激として機械的刺激、43度以上の熱刺激、15度以下の冷刺激
(他の資料からでは45度以上の熱刺激では
ポリモーダル受容器の興奮が痛みを引き起こす。
15度以下では痛みが起こる原因はわかっていないみたいです。
43度以上では、組織のたんぱく質変性が起こりますね。)

組織障害や炎症では ブラジキニン、プロスタグランジン、
サブスタンスP、ヒスタミン、セロトニン、H+、カリウムなどの
ケミカルスープと呼ばれる物質が出るとの事。

神経損傷では、Na(ナトリウム)チャネル、Ca(カルシウムチャンネル)、
神経栄養因子、AMPA(グルタミン酸受容体の一つ。)、
NMDA受容体(これもグルタミン酸受容体の一つ)
などが関わっているそうです。
その他として、血管拡張、白血球活性化、心理的増悪などとなっています。

例えば、侵害刺激にはモルヒネはよく効くそうですが、
組織損傷などには聞きにくいというようなお話もされていて
ペインクリニックや医療現場で使用される鎮痛剤、鎮静剤も
きちんと問診をしっかりとして原因や痛みの起こる機序、心理面などを
把握し、痛みの質に合わせた適切な薬剤と副作用も含め
QOLにあった方法で痛みをコントロールすることをおっしゃっていました。
また、東洋療法を選択することも一つの手段であるというようなふうにも
質問の際にはおっしゃっていただきました。
痛みを止めるのに現在現場で使用されている薬剤のジャンルだけでも
17種類(漢方薬を含める)あり、それぞれのジャンルで
いくつもの品名の薬剤が使用されているようです。

神経ブロックと呼ばれる方法の場合には、
機能的な障害等の副作用も含まれることから
QOLを考えての判断と処置が必要であるというお話も
他の方の質問でお答えになられていました。
(似た手段として、鍼でも神経刺鍼という
神経に直接アプローチする方法があります。
これについても、危険性や副作用等をよく考えて行う必要があります。)

先生もお話になられていましたが
痛みを必要に応じて必要なだけ、必要な形で
よりよいようにコントロールする事が大切ということについて
私も同じ考えです。

鍼灸などが痛みなどを抑えるなどの、医学的研究もありますが
なかなかこれらの物質等との関連性を検証するのが難しい事や
(おそらく伝達物質の変化があったとしても微量過ぎて検出不可能であったり
生体内の全身の把握はほぼ不可能であると考えられます。)
証立て、手技の方法、範囲、強弱他 受けられる方の体質、
状態、感受性他 非常に多くの複合的な事柄が絡むため
立証することはなかなか難しいのが実際です。
ただ、痛い部分に手を当てる(手当て)などについては
ゲートコントロール説に伴う実験結果があり
判っている部分もあるそうです。

これらは、私達が掌圧や軽擦を行うところにも通じますし
痛くない注射の方法という形でお話になられていたのですが

・細い鍼を使う
・皮膚を伸展させる(引っ張って自由終末(感じる場所)の隙間をあける)
・周りを抑える

というお話は、私達が鍼をうつ際に最初に指導される内容です。
(私達は注射より数段細い鍼を使用していますが原理は同じです。)

他として、注射の際は、細い鍼を使い薬剤をゆっくりと入れると
痛みの少ない注射ができるというお話でした。(薬剤の質、場所にもよりますが)
経験的にも(注射はかなりの数をうっているので)そう感じます。
組織的に、急激に過剰な変化が起こるほど反応しやすいということですね。

鍼の刺入の際にも、力加減や速さなどによって
違和感や痛みの起こり方に違うのも同じことです。
もちろん、コントロールにちょっとした刺激が必要な場合もあるので
あえて痛みを起こすこともありますが
その痛みの質をコントロールするのも技術的に可能ということです。
また、鍼灸で使用する鍼は、注射針と違い空洞がない為
引っかかりも少なく、薬剤注入による組織の押しわけも少ないので
痛みがほとんどありませんよとお話することが多いのですね。

当日、各物質ごとに痛みの質などが違うのかどうかという
質問をさせて頂きお答えいただいたのですが、
現状、血液検査などで物質を精査し痛みの原因を探ることは難しく、
個人の感性(状態を含む)が様々であることから
どの物質がどのような痛みに関連するということは
明らかになっていないというお話でした。
実際の現場でもこの事は一つのジレンマともいえるというお話もされていましたね。
血液検査で痛みの質や度合いが判るとよいですが
血液を採る時点で痛みも恐怖も起こってしまいますしね・・・。

「痛みをどこで、どのように伝え、どこが判断しているのか」を探ることは
非常に重要なことになります。
西洋医学的には、各受容器から脊髄、視床等をとおり
脳 (特に後頭葉だそう)が 識別、反応するという事になります。

施術の際に、西洋医学的な観点からの施術を行うこともありますが
その場合でも、何らかの信号が起こっているであろう感覚、
匂い、雰囲気、電気、色、物質の割合、素材、
構成、割合、関連ルート、質、入り先、出先、
前兆、予後など幾重もの複合的な要素を感じ取り、分析、判断しながら
これらの変化をどのように、どの程度、どのように取り扱うかを考え
施術する必要があると考えています。
この為、おだやか堂トンボ庵 では 四診を非常に大切にしています。

ご教授いただいた溝渕先生もおっしゃられていましたが
「痛くないのがいいことというわけではない」という事を
おだやか堂トンボ庵 では理解して頂くようにいつもお話しています。

確かに、過度の痛みは先ほどお話したようにQOLに関わります。
しかし、「痛みがなければブレーキはかからない」というのも
大切なことなのです。

無痛症ほか、何らかの問題で痛みを感じない(感じにくい)場合、
または、痛みの質や種類によって慣れてしまったり我慢してしまったりなど
構造的な異常が起こっているにも関わらず痛みを感じない(無視してしまう)ために
回復できる度合い、期間、対処する時期、必要性の判断が難しい事で
命に関わってしまうことも少なくないそうです。

おだやか堂トンボ庵 で来られる方への問診をしっかりと行い
問診で病院への受診喚起をさせて頂いているのは
このような理由があるからなのですね。

その他にも、私達 国家資格所持者は、在学時に
熱さや痛みを感じにくく、組織等の状態も通常と異なる為
年少者、高齢者や、麻痺のある方、糖尿病、免疫疾患他
訴える手段や表現、方法のスムーズでない方、
何らかの疾患、後遺障害をお持ちの方への施術を行う際には
より注意が必要であると指導されています。
このような把握にも問診は非常に大切です。

逆に、感じる必要のない痛みを受け取ることで
過剰な対処をすること(体の中、外など)によって生まれてしまう問題もあります。
このような場合、ブレーキを掛けすぎてしまうことにより
ストレスが過剰にかかってしまったり、
心身のスムーズな連携が損なわれ長期化してしまうこともあります。
これらの事も、四診でしっかりと把握することで
改善につなげていけるように努力しています。

鍼灸は、ミクロ、マクロの世界であると私は考えています。
通常の方が意識的に感じられないような
リアルタイムの微々たる変化を感じ取り、
大きなリスクなく、徐々にコントロールすることができる点について
東洋医学は有効であると考えています。

もし、ご自身で判断が難しい時には
かかり付けの医師、看護師、薬剤師、登録販売者、
その他医療関係の方ほか
おだやか堂トンボ庵 のようなところへのご相談も一つかと思います。

皆さんも、自分のお体におこる痛み他、様々な信号を
良い形になるように受け止め、
コントロールする手段をきちんと把握、提供をうけ
よい生活を送れるようにされて下さい。