ふじなみ鍼灸整骨院に見学に行ってきました!(大阪旭区 京阪 森小路駅)

春分も過ぎ めっきりと春らしくなってきましたね!
これから、ヒノキや黄砂が増えてきますが体調管理は万全ですか?
季節によって体の働き方に違いがありますので
先を考えてしっかりと対策してくださいね(^_^)

さて今日は、午前中 施術所見学に伺ってきました!

大阪市旭区 森小路 「ふじなみ鍼灸整骨院」

大阪市旭区 森小路駅 徒歩1分   「ふじなみ鍼灸整骨院」

 

 

 

 

 

 

 

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場所は、京阪電車の「森小路(もりしょうじ)」駅、東口徒歩1分。
東口の改札をでるとすぐに見えました。

今日は、京橋で京阪に乗り換えてお邪魔することにしましたが
森小路は、普通しか止まらないようです。
他にも 谷町線千林大宮駅 徒歩 9分 、今里筋線清水駅 徒歩 11分
今里筋線新森古市駅 徒歩 11分といろんな駅から歩いて行ける距離ですが
はじめてだったので、森小路駅を目指しました。

院長のふじなみ先生は、私が在学時に運動学で教鞭をとられていた方で
柔整師・はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の
4つの国家資格をお持ちの方です。

私よりもずっとお若いのですが、ご自分なりのしっかりとしたお考えと分析力、
運動学の知識ほか様々なアプローチ方法とご経験を用いて
スポーツ障害等から地域ケアまで幅広く活動されています。
ご自身もトライアスロンをされるアスリートです。
お一人お一人の故障予防なども視野にいれて個別指導もされているとの事。
おだやか堂トンボ庵 の場合は、総合施術になりますね。
施術の形は違いますが、個々の状態に寄り添う施術を目指し、実践している点は
大きく共通していると思います。

卒業後、なかなかお会いする機会もなかったのですが
ちょっとしたきっかけもあり見学をお願いしたところ
快く受け入れて下さいました。

通常、施術者は国家資格を取った時点で
本人の能力はどうあろうとも 「一応、一人前」として扱われます。
特に私のように開業している者は、見学に伺うのも難しいケースがありますが
幸いなことに母校の講師の方やお世話になった学会の方を含めて
どなたも教育熱心かつ施術者としても高い志をお持ちの方が多く
卒業後も一介の教え子の見学を快く受け入れて頂ける事に
大変感謝しております。

今日は水曜日でしたので、午前中だけの見学でしたが
沢山の方が来られていましたので多くの事を学ぶことができました。
頭がパンパンになるぐらい 沢山吸収してきましたよ(^_^)

見学というのは「見て学ぶ」と書きますが、非常に奥の深いものです。
「見る事で学ぶ」、「見ただけを学ぶ」、「見えた事を学ぶ」など
多くの意味にとることが出来ます。
「見る」という言葉自体にも 何を見るのか、どう見るのかによって沢山の違いがありますね。

学び方は人それぞれですが、自分にとって為になる見学をするには
ただ見えるもの、見せてもらえるものだけを漠然と眺めているだけでは
なかなか吸収することはできません。
単にその景色を覚えているというだけは吸収にはつながりにくい。
いつか薄れてしまいます。
自分の中に適切な形で取り入れてこその吸収なのです。

違う言い方をすると、すぐに目に入ってしまうものや見えやすいもの、
見えているものをそのまま反射的に追ってしまうと
自分が「何を目的・目標として見学をしているのか」という意識が薄れます

例えば、狩りで言うと 何か目的の獲物がいたのに目の前を違うものが通ったら
そっちを追いかけてしまっていた(ウサギを捕まえるつもりがチョウチョを追っかけてた)とか
何を捕まえようか、どう捕まえようか、どこに行ったらいいかを考えないで
あれ食べたいな~、これしたいな~と うろうろしてたら日が暮れちゃって
おなかすいたけど真っ暗だし ここどこ・・・?みたいな。

なので、自分が目標とする施術をする為のイメージをつくり
それになぞらえながら見学をするという事はとても大切な要点になります。

例えば、手段を目的に見学、方法を目的に見学等の内容重視の見学と
見学に行った所を知るための見学では意味も内容もまったく違ってきます。
吸収した事をどのように分析、管理、保管、利用していくかも 違います。
一見、同じように眺めている人がいたとしても
心構えや目標次第でいかようにも学びの内容は変わるんですね。
目標などが具体的なイメージでなくても 自分の中に意識としてあることが大切です。
吸収して活用する為に処理するのは自分ですので
自分が解っていればきちんと処理できるのかなと思います。

例えば私の場合、施術者として自分がきちんと思う施術をする為に
自分の施術に必要な事柄を吸収する必要がありますから
施術を受ける方の現状、素因、起こる変化や状態の観察はもちろんの事
受けられる方に変化を及ぼしている施術者の観察、四診、分析も行います。
自分が行ったりや、行う事に置き換える必要があるからです。

空間認識ほか、骨、筋、関節、内容物の動きなどの物理的な事柄、
動きや施術によってかかる負荷や荷重の深度、部位、範囲、
それに伴う生理的変化、気の流れなどの東洋医学的認識、
施術者が何を目的とし、どの部分にどのような意識や感覚を感じているかまで
全ての感覚を駆使して感じ取り吸収します。

もちろん、把握・分析・吸収には 独自の十六診も駆使します。
十六診を駆使すると 通常の四診の何十倍、何百倍のも情報が得られます。
ですので、整理・分析・収納が追いつかないとパンパンになるんですね(笑)
でも、時間をかけて大事にゆっくり消化し、いい状態で保存する事で
必要な時にしっかりと引き出せるように焦らず丁寧に扱っています。

そうこうしながら 西洋医学的な事はもちろん、東洋医学とのすりあわせ、
病態把握、お持ちの疾患の推測、施術可能範囲の判断、証の決定等を行い、
自分がその方を担当した場合にどのように対応し、それを行うと
どのような反応が返ってくるか、その時にはどのような方向性や方法をとるのか、
脈状はどのようなものか、どのように変化するか、どのようになれば良しとするか、
その他 問診を行う時にお聞きしている事も含めてシュミレーションしながら
いくつものパターンを構築します。

その上で自分が現状最適だと思われる施術方法や
その内容やスケジュールを思い描き、予後の目標設定や
施術を行った際の各回の施術後の予測もイメージします。

見学させて頂いた空間やスタッフであるからこそ可能な事もありますので
それをどのように自分のいる空間や施術に適応させていくかも大切な事です。
もちろん、時間、季節、環境他 再現の難しい要素も沢山あります。

全て含めて 多くのイメージをする事で判ること、できるようになる事、
つながる事、新たに得なければならない事などを学べる見学は
これらの多くの発見を私に与えてくれ糧となります。
見学でしか得られない貴重なものが沢山あるんですね。

そんな貴重な機会を快く与えて下さった ふじなみ院長とスタッフの皆様に
心より感謝いたしますと共に、一人でも多くの方に経験を還元させて頂けますよう
コツコツと頑張って参りたいと思っております。

なお 唐突ながら余談ではありますが、
ふじなみ鍼灸整骨院に興味がおありの方、お近くの方。

ふじなみ院長は、「渋めの落ち着いた雰囲気が魅力のすらっとしたイケメン」、
私の同級生であるS氏は、
「野球に情熱を燃やす切れ長の目が美しいイケメン」
です。

私が亀の歩みで3年をかけて施術所工事やなんやかんやとあくせくしている間に
施術者として多くのご活躍をされていた事を大変うれしく思っています。
イケメンは、どこに行っても人気がありますのでうらやましい限りです(^_^)
キビキビとした対応で患者様に人気の女性スタッフの方にもお世話になりました。
チームワークのしっかりとした院であるのは ふじなみ院長の「人徳」ですね!!

そのあたりも、いつかスタッフをいれる際には参考にさせて頂こう・・・と
ひっそりこっそりと思っています。

イケメン・・・探さないとね・・・(笑)