勉強会を開催しました。

7月31日は、指圧の勉強会を開催しました。

解剖学的な要素を含め 今回は初めての方ばかりだったので
前回行った軽擦による体の準備の違いや触診方法、考え方などの話や
脊柱に対するアプローチの仕方による体の変化の違いを
実際の手技を行いながら感じていただきました。

手技というのは、どんなものでも きちんと構造的なことや物理的な事
それに加えて、東洋医学的な経絡などの流れの把握もすることで
体の状態の変化をどのようにでも促すことが可能です。

人の体はとても繊細なもので、ご本人が近くしていなくても変わります。
大仰で刺激が強いものは、ご本人的には「手技をされた満足感」があるでしょうが
それが体の満足いくものであるかは 別の事もたくさんあります。

そのような感じやすい刺激や感じることができる刺激では変わらない部分があり
そのような部分を扱えるのは、きちんと意味を理解して
適切な刺激のコントロールができる訓練をした一部の施術者だけです。

普通の人がわからない変化や普通の人がやってしまうことをやらないのは
結構大変な事なのです。

そういう勉強を、うちの勉強会ではすることで
広い目線と理解、技術を各々が自分の施術に取り入れられるように
啓蒙と発信をしています。

さて、8月になり すっかりと日差しも暑さも変わってきました。
今年は、比較的昔の日本に近い感じではないかと思います。
(温度的には昔より日差しが強いですが・・・)

体の熱のコントロールをするには、体の切り替えがうまくいくことが大切です。
これがうまくできないと、必要以上に暑さを感じたり汗をかきすぎたりして
夏バテとなってしまいます。
夏バテには、夏の暑さからくる暑邪以外にも、湿邪、燥邪,風邪など
多くの邪が関係しています。
また、夏の暑さに対抗しようとしたり、崩れたバランスで生活に無理が起こることにより
飲食労倦からの体調不良が起こります。
これらは、なかなか自分で気が付いてコントロールすることは難しいものです。

ですが 施術によって しっかりと循環と切り替えの改善を行うことで
夏の終わりから秋への変化を順調に促し冬の体調への対策になります。

ぜひ、一度 施術を受けにいらしてくださいね。

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