脈診ってなんですか?(セミナーで体験できます)

GWも後半に入ってきましたね!

今日は、セミナーで体験していただく予定の「脈診」なんだろか?というお話です

正直、セミナーといわれても「別に自分にはいらないしー」とか 「申し込み面倒だしー」と思われる方もおられるでしょうし、「私、鍼に通ってるから別にしってるわ!」という方もたくさんおられると思います

でも、本当に皆さんご存知の鍼灸は一部で 中でも 脈診を重視して行っている院は 結構少ないです

ある程度、東洋医学を取り入れている院であれば 一度は脈を診ると思います
ただ、脈にどのような重点を置くのかや 術者の訓練とセンスで読み取れることの幅は大きく違います

動作としては 三本の指で手首の脈を軽く押さえるような感じです。

たったこれだけのことなのですが、とても多くの情報を得ることができます。

 

東洋医学として 滑脈や弦脈など脈の形から見分ける方法もありますがさらに解析ができるようになると 最近起こった出来事や食べたものなどで消化不良を起こして体に負荷をかけているものの予測などやもっと多くのことも知ることができますが そのあたりは能力と必要性次第となってきます。

おだやか堂トンボ庵では、その時の状況に応じて脈診センサーの感知レベルを変えて行いますが これもまた一つの技術です

この技術については、よほど本人が励むかよい師匠にめぐり合うかなどしないとなかなか得ることはできません

脈の膨大にある情報の中から 必要な部分だけピックアップすることが大事になります。また、逆にピックアップできないと術者に大きな負担となりますのでよくないのですが そこまで潜れる人は なかなかいないのかなと思います

このピックアップ技術は とても大切なもので、きちんと感知能力のコントロールができないと術者が体調を崩すことも多くあります
所長は、基礎は東洋はり医学会などで修めましたが  これまでの人生の様々な経験から編み出さなければいけない部分も多くありましたので その部分が大きく四診(脈診も含めて)にいきています
単に、習う、なれるの型どおりの判断ではない脈診が可能です
ですので、「十六診」という独自の見立てをしています

今回セミナーでは、施術ではないのでそんなに深く拝見はしませんが
健康管理の一環でのお手伝いができればいいかなと思いますので 希望者全員に体験していただこうかと思っています

怖くも痛くもなく、座っていただいて手首を貸して頂くだけの作業です
簡易に見るだけであれば時間も1分とかかりません
体験では、同時に舌診など望診の一部も行います

本来の東洋医学の技術の端っこを体験しにきて頂ければばと思います

マッサージ体験については、脈診体験があることもあり 基本やまうち先生にお任せしています

やまうち先生が普段しておられる「山内式横もみマッサージ」を体験していただく時間があるかはわかりませんが あん摩マッサージ指圧師が基礎としている手技のいくつかを体験していただけると思います。

脈診が終わり次第、所長もマッサージ体験に参加しますので 軽擦、揉捏、圧迫、叩打法などの手技を披露したいと思っています

所長とやまうち先生では手もまったく違いますし、今回施術とし行うのではありませんので体感も違うと思いますが  それもいい経験ではないかなと思いますのでご参加いただけるのを楽しみにしています。