みなさんは 「認定NPO法人 日本レスキュー協会」 をご存知でしょうか?
日本レスキュー協会さんは、兵庫県伊丹市にある
災害救助犬・セラピードッグを育成、派遣する認定NPO法人で
災害救助犬(レスキュードッグ)の育成・派遣を中心に
世界規模で活動するNGO団体です。
イオン伊丹やエディオン伊丹のすぐ近くにあります。
おだやか堂トンボ庵からは、バイクで25分ぐらいのところです。
所長が動物が大好きで、警察犬訓練士や獣医への夢を持っていたことや
阪神淡路大震災を経験したことなどからレスキュー協会さんを応援していて
いつか、何らかの形で貢献できればと思っていました。
これまでも海外を含め、多くの災害現場に駆けつけ
今回の熊本地震の折にもすばやく出動され現地での救助活動をされています。
その後は、現地のペットへの再支援にも向かわれました。
現在は、セラピードッグや動物愛護活動などにも力を入れておられ
災害救助犬やセラピードッグの訓練生の一部の犬が不幸な境遇にありました。
様々な事情や不幸にも行き所のなくなってしまったワンちゃんたちの中から適正のある犬達が、
みなさんの暖かい支援や愛情あふれる協会の皆さんのバックアップを経て
自分の才能を発揮し、新しい生き様を見つけ人との共存を果たしています。
仕事を持つ犬は、パートナーをしっかりと認識します。
ハンドラーが出す指示をしっかりと守り、自分の仕事を判断し
活動することが 特に災害現場では大切になります。
現状、所長は残念ながら獣医師の資格を持ちませんので
直接 犬達の健康に携わる事はできませんが
ハンドラーの方々の保健は、多くの動物のみならず
災害時の要救助者の助けにもなるのではないかとの想いから
不躾かつ恐れ多い事ですが、教会関係者様への
ボランティア施術を申し出たところ、心よくお受け頂く事ができたので
6月15日に初めて行ってきました(^_^)
会議室の一室をお借りして6人の方の施術を行いました。
当初の予定の倍の方がご希望くださったので
少し長くお時間を拝借してしまう事になってしまったのですが
それなりには対応させていただけたのではないかと思っています。
少し前は、スイスの専門機関での合同訓練をされたそうです。
日本とは、訓練ステージの規模が違う事や
時差ボケなどもあったりと大変だったようです。
日本では、災害救助犬には公的な支援が一切ありません。
災害現場で瓦礫に埋もれていたり、土にもぐってしまったりと
目に見えない場所にいる方の救助を行うためには、
人間の何万倍とも言われる犬の嗅覚や聴力が必要です。
活動現場も自衛隊や消防のレスキューが行くような場所ですが
公的な支援がない為に、活動に制限ができてしまう事も多々あるそうです。
ですが、地震大国といわれている日本。
明日、地震で自分がや家族が埋まってしまうかもしれません。
実際に、阪神淡路大震災の時には「さっきまで埋まっててん!」と
つぶれた車と胸のコルセットを見せてくれた方もしっています。
瓦礫に埋もれて真っ暗で人の声も届かない。光もないこともあります。
そんな時でも、人に捨てられたりなどの不幸から立ち上がってきた
災害救助犬は、私達を助けようと頑張ります。
日本レスキュー協会さんは、公的支援が無いので募金が頼りです。
協会HP、Facebook、Yahoo!ネット募金、JapanGiving 、gooddo
Facebookやgooddoなどでは 「いいね!」でできる無料支援や
Yahoo!募金ではあまってしまったTポイントなどでの支援も可能です。
また、里親の募集や現在保護されている「保護犬」のスポンサーや
一時預かりボランティアさんも募集しています。
飼っていたワンちゃんがいなくなってしまった方や、
飼いたくても飼う事ができない方、
もう一人家族を迎えたいと思っておられる方などはどうでしょうか?
それぞれ支援方法は違っても 少しでもできる事があれば
それを支えに活動できる人も、動物もいます。
みなさんも、もしご縁があれば暖かい支援をお願いいたします。