29日の祝日に、どんぐりさんのお餅つきに参加してきました。
大きな蒸篭と、石臼が用意されていて、本格的でしたよ!
5回もついて、お腹いっぱい 子供達も保護者の方々もみんなで食べました(^_^)
お味は、あんこ、砂糖しょうゆ、大根おろし、きなこと沢山あり、子供には、あんこが人気でした。
沢山、参加されていがいて 大盛況でした(^v^)
さて、そんなこんなでおいしいお餅ですが あまり詳しく調べた事はありません。
なので、ちょっとネットで調べてみました。
まず、私達が毎日普通に食べている白米などは、「うるち米」といいます。
で、どうやら 植物としての種類は同じお米なのですが
その中に、「うるち米」と「もち米」という区分分けがあるようです。
その違いは、お米の中に含まれる成分にあるようです。
毎日ごはんとして食べているほうのお米には、2つの成分が含まれていて
アミロースとアミロペクチンという2つの成分で構成されているそう。
配分としては、アミロースが2割程度で それ以外がアミロペクチンらしいです。
うるち米の中で「アミロースが少ない」のが、いわゆるタイ米などの
外国米といわれている種類のものが多いようでパラパラ食感になり、
日本人がで好んで食べているうるち米(ごはん)は、
アミロース20%・アミロペクチン80%ぐらいの比率だそうなので
「もちもちしておいしい」となり、その中でも品種によって比率の差があるので
食感やおいしさに違いがでてくるみたいですね(^_^)
区別的には、ジャポニカ米・インディカ米・ジャバニカ米というようにわかれているそうです。
「じゃあ、もち米は?」というと、もち米はアミロペクチンがほとんどなそうな・・・。
だから、結合力が強く かたまり、伸びる特徴になるみたいで
基本的に、アミロペクチンほぼ100%なのを「もち米」というようです。
では、アミロースとアミロペクチンってなんじゃい・・・?
専門的な事はあまり詳しくないので(てか、もっかい一から勉強しなきゃです(^_^;))
ざっくり解説で間違っている事もあるかと思うんですが まあ、こんな感じ?のよう。
アミロースもアミロペクチンも、いわゆる「糖(グルコース=ブドウ糖)」と
呼ばれるものの一つのようで エネルギーの元になるグルコースという単糖の中の
「α- グルコース」というものがいっぱい集まって「単糖」から「多糖」になるみたい。
デンプンの構成成分らしいです。
つくりとして、アミロースのほうは、グルコースがきちんと並んで手をつなぎ、一本の形に。
アミロペクチンのほうは、お隣の列とも手を繋ぐので 沢山手をつなげられるらしい。
ん~、横一列の伝言ゲームとFacebookみたいな違いかな?友達が増えるらしい(笑)
アミロースは、手しかつなげないけれど、アミロペクチンは手も足も繋ぐみたいな?
なので、沢山と手を繋いでスクラムを組める「アミロペクチン」は、
どんな形でも手をつなげるので 団結する事ができ、密度を高くすることでかたくなり
おこわのような塊をつくるような料理や、お餅などを作るのに向いているみたいです。
特徴として、「アミロースは熱水に溶けやす」く、「アミロペクチンは熱水に溶けにくい」そう。
また、「アミロースが多いと半透明に」、「アミロースが多いと白く」なるようです。
米粒の色の透明度で さらさら・もちもち食感かどうかが少し見分けられるという事ですね!
また、アミロペクチンは水に溶け難いので 長時間水に浸す必要があったり
水の中で塊で火を通すと、団結して固くなってしまうので 炊飯器で炊くよりも
ほどほどの水分の蒸篭などで蒸すのがよいそうです。
そんな団結力の強いアミロペクチンは、スクラムを組んでいるのでゆっくりと消化するようで
腹持ちが良いといわれています。
アミロペクチンのほうが、繋ぐ手が多いので消化酵素と反応しやすいのではという方も
いるみたいなのですが、個人的にはお餅(アミロペクチン)はまとまってしまうので
消化酵素が入りにくい構造になるのかなと思います。
大根おろしは、消化酵素のジアスターゼが含まれているので、消化によさそうです。
あんこは、小豆できています。砂糖が入っているので少しバランスもありますが
利尿作用もあり、不要なものを排出する働きをするとされています。
体の余分な熱を整え、血を浄化し、むくみなどにも働くといわれています。。
栄養学的にも、バランスがよい食品です。
注意点として、豆類には比較的 ニッケルなどが多いと言われている事や
日本人は、比較的 砂糖に対してのアレルギーが多く見られるらしい事などから
体質や体調によって 食べるタイミングや量などい注意が必要なケースもあるようです。
まあ、なんししても炭水化物ですし 小さくまとまる分、思ったよりたべてしまうので
食べすぎ注意!!ですね(笑)
当日は、たくさんの回数をついたのですが(なんと5回も!)
お餅は冷えて堅くなりやすい事や、沢山は食べられない事、
子供が食べるものなので詰まりにくくする事などを考えて
少し、つくときに手水をしっかりとしました。
食感には好き好きありますが 子供がよろこんで食べていたので
食べやすい食感のおもちだったのではないかと思います(^_^)
もちろん、前日のスタッフのみなさんの下準備やもち米の種類もあっての事ですが
持ってかえって一日置いたのを焼いて食べてもカチカチでなくてよかったです。
大きな蒸篭と前日の下準備のおかげでしょうね!どんぐりスタッフさん、大変だったろうなぁ~。
いろいろと、いい勉強になりました。
本格的な石臼と杵を貸して下さった支援者の方がおられたようで
どんぐりキッズも 大きな重い杵をもって保護者の方も一緒に一生懸命ついていましたよ(^_^)
なかなか、子供でお餅をつける機会は貴重なので とてもいいイベントだったと思います。
年齢層が幅広いのですが、ほんとにちっちゃな手でもしっかりと杵をもってペッタンペッタン。
背が足りないもみじのような手のお子さんも、しっかりと杵を握って
ペッタンするたびにニコニコして、とても可愛かったです。
施設長やスタッフさんがバイリンガルなので、子供達も英語でお話したり大賑わいでした。
参加されたどんぐりキッズとお父さん・お母さん、どんぐりスタッフの皆さん、ボランティアの皆さん。
お疲れ様でした!とても楽しかったです。
また、よければ参加させてください!!