昨日の22日は、とても暑かったですね(・。・;
昨日は、神崎川よりも施術所近辺の 千成町・島江町・大島町の一部に
900枚 直接 ポスティングさせて頂きました。
いっぱい汗をかきましたが いい運動になりました。
道が複雑で知らないところも一杯でしたが、訪問させて頂く事もあると思うので いい勉強です(^^)
近隣の皆様、何かお力になれる事ございましたら お声をおかけください。
開設時に折込みチラシを何度か入れさせて頂いた後は
すべて 自分でポスティングさせて頂いています。
あはき法の関係があり チラシも広告とみなされることから
チラシにはメッセージ等の記載もできず 分かりにくくて失礼しています。
チラシを見て、直接 ご来店頂くこともあるのですが
ポスティングに出ていたり、勉強会や訪問、所用で出ていたりと不在な事もあるので
お手間を取らせない為にも お電話頂ければと思います。
電話は、基本的には外でも取れるようになっているので手が離せないとき以外はでられます。
留守番電話の時は、折り返しますので お電話番号とお名前を入れて頂けると幸いです。
フォームは24時間受け付けていますので ご利用頂ければと思います。
LINEのほうは、営業時間内はOKです。
さて、先日 直接お尋ねに来られた方はお近くの方で、折込みを見てこられました。
奥様が五十肩をわずらっておられるとの事でしたので
五十肩でも対応可能な事をお話して料金表をお渡しさせて頂きました。
四十肩、五十肩というのは、正式には「肩関節周囲炎」といいます。
整形外科的には原因がはっきりしないものが多いのですが
(カルシウム沈着説、関節胞の異常説、血管増殖説ほかいろいろあります)
痛みがあり肩が自由に動かせなくなる為に ストレスや不便を伴います。
いつまでも続くかというとそうではなく、数年たつと自然に痛みがなくなる事が多いといわれています。
ただ、問題があって 痛みがあると 痛い所を動かさないというのが自然の反応なのですが
本来、動くようにできている部位を動かさないことで 動かせなくなってしまうというのが問題です。
動く範囲を「関節可動域」というのですが これが狭くなってしまい、
痛みがなくなった後も動かせなくなってしまうというのが 一番の問題となります。
五十肩の特徴として 「結髪動作」、「結帯動作」、「夜間痛」というのがあります。
それぞれ、「けっぱつどうさ」、「けったいどうさ」、「やかんつう」と読むのですが
その字の通り、手をあげて髪を結ぶ事や手を後ろやって帯を結ぶ動作をすると痛みがでたりします。
日常では、頭を洗ったり乾かしたり、帽子をかぶったりなどや トイレで後ろに手を回したり
女性の方ではブラジャーのホックを止めたり、背中をかいたりなど 結構いろいろしますね。
これらの動作に痛みが伴う為 怖くてできなくなるというのが問題の一つです。
また、「夜間痛」で「眠りたくても眠れない」という大きなストレスが伴います。
特に、なりたての 「急性期」といわれるときは痛みがひどく
鋭い痛みの為に大きなストレスとなるようです。
急性期の間には、一応 整形外科にいって頂くようにお勧めします。
これは、本当に「肩関節周囲炎」なのかどうかの見極めをして頂く為です。
実際には、構造的に昔から問題があったのが歳月を経て悪化してしまっているのに
年齢的に ご自身が「五十歳だから五十肩だ」というように思われてしまっていることもあるからです。
人によってですが 痛みの範囲が広かったり、痛みをあまり感じてこられなかった丈夫な方などは
痛い部位を勘違いしていることも多く、肩が痛くて腕が上がらないからと来所されてみてみると
実は、腕と肩を結ぶ筋肉が切れてしまっていたなどの怖いケースもあったりします。
また、肩や腕の骨を止めている部分が 部分的に切れていたりする事もあったりします。
その他にもいろんな原因が考えられるので できるだけ痛みがでた最初のほうに
整形外科でレントゲン(できればMRI)などをとったほうがいいかなと思います。
保険を使われたい場合は、保険を適応している鍼灸院や整骨院から同意書をもらい
かかっている医師に書いてもらう事で 保険が適応できることがあります。
(※ 正しくは療養費といいます。)
ただし、医師がお薬(シップ)をだしていたり理学療法をしていたりすると 保険が適応できず
保険扱いだと思っていても 後から鍼灸院や整骨院で通らなかったときに
残金をまとめて請求される可能性があります。
鍼灸院や整骨院は、医師が対処できない、又は鍼灸が適切と判断した時に同意書を出しますが
基本的には、治療として痛み止めを出したりなど自身の院で対処するために
あまり書かない事が多いようです。
基本的に、医師とあん摩マッサージ指圧師以外はマッサージができません。
医師の管理の元 部分的に理学療法士が行うことはあります。
柔道整復師の場合は、五十肩に関連する関節、筋へのアプローチはできますが
その他の全身に関するマッサージを保険でしてはいけません。
鍼灸免許のみのものは、鍼、灸以外でのアプローチはできません。
そのあたりは、うけられる施術者がどのような免許をもっているのかを
お聞きになられておくほうがよいかと思います。
当施術所は、待合に いつでも免許証を見て頂けるように飾ってあります。
また、あん摩マッサージ指圧師が行うマッサージについて
例えば、五十肩で 関節拘縮が起こってしまっている場合は保険適応が可能かと思います。
ただ、これも保険を使用している施術所がだす同意書を 医師に書いてもらう必要があります。
本来、同意は口でもかまわないはずなのですが それでははっきり証明ができないので
同意書を書いて頂くようにしているかと思います。
これも、大体3ヶ月に1度 整形外科にいってレントゲンなどをとり
同意書を書きなおしてもらう事が必要です。結局、手間と費用はかかりますし
同意書を気持ちよく書いてくださる医師はあまりいないので
余分なストレスをお持ちになる可能性もあります。
おだやか堂トンボ庵では保険をつかっていません。
(※ 当施術所からの一部金支払い後の代理申請を行っていないだけで
ご自身で請求することが可能です。請求される場合は、領収証をお出しします。
詳しくは、加入されている保険にお問い合わせください。)
上記のような事で 余分なストレスを持って頂きたくないことや
全身の拝見ができなくなるからです。
個人的に、痛い時やしんどい時に あちこちいって余分なストレスをもらって
しんどかったし 嫌だったからです。
しんどいときには、ちょっとの事でもダメージは大きいですよね。
さて、おだやか堂トンボ庵は 鍼灸やマッサージを行います。
もちろん、「痛み」や「生活の不便」にはストレスが伴いますので お話もいたします。
方法は いろいろとあり、一般的に行われている西洋医学的な施術の場合
肩関節の周りの筋肉や痛みのある部位に鍼を深くさす事が多いかと思います。
おだやか堂トンボ庵では、まず 問診をしてどのような経緯で
どのようなタイプの状態になっているかの把握から入ります。
そして、患部を拝見して どの程度の状態になっているのかを拝見します。
同じ部分が痛いと思っていても なり方によって対処も違ってくることや
お仕事や生活のパターン等で 対処も違ってくるからです。
急性期の場合は、患部を触らずに 他の部分からの施術を行います。
行動学的にも、肩関節だけが動いているわけではなく、他からの負担が肩に集中してしまい
肩がいたんでいるケースなどもあるからです。
また、東洋医学的に 内臓と肩には 深い関係がある事から内臓のケアへのアプローチも行います。
このあたりは、問診でお話して頂いた様々な事から これから先のお体の事や
回復力を考えて施術を行います。
例えば、肩の前が痛い肩を後ろが痛い肩では 使っている筋肉も違いますし、できない動作も違います。
急性期を過ぎた方には、患部へのマッサージや運動法、お灸も行います。
五十肩の運動法は、申し訳ありませんが「痛い施術」に入ってしまいます。
できるだけ 時間をかけて、痛みが少なくなるようにていしんなどで可動域を調整しながら行います。
もちろん、経絡に体してのアプローチも行います。
夜間痛のある場合は、痛みのある時間に関係する経絡の変化を念入りに観察します。
これは、「痛いから自分で動かさなくて固まってしまう」のを防ぎ、
痛い間に状態が悪くなる事をできるだけ防ぐ(最低でも 来て頂いた現状を維持する)事を目的とします。
個人的には、できるだけ元の動作まで回復するところへ持っていければと思いますが
長く我慢されていたままの方と、すぐに来て頂いた方では状態が違いますので
その中でできる限りの事をさせて頂きたいと思います。
正直、痛い所をご自分で動かせといわれても 怖かったり力がうまく入らなかったりと
ご自分でできない事もあります。
この部分を、マッサージや運動法などで あん摩マッサージ指圧師がお手伝いさせて頂きます。
おだやか堂トンボ庵では、お体の声も聞きながら ミクロ、マクロな感覚で行いますので
ご相談頂ければよいかと思います。
一つ 安心材料として、肩関節周囲炎は 数年立つと自然に痛みがなくなるということです。
ただ、どの方にも絶対何もなくなるのか?というと そのあたりは難しいのかなと思いますし
前述したように きちんと対処しておかないと 動きが悪くなる可能性を含みます。
例えば、ちょっとした捻挫や骨折でコルセットして動かさなくても
1週間もしたら筋肉は落ちてしまうし関節も硬くなって思ったように動かなくなります。
それが、痛みがなくなるのに数年ですから・・・。
また、当店では 全身へのアプローチもしますので お体全体への対処ができるかと思います。
今のお体の現状が 五十肩という形で現れてきたという捕らえ方です。
特に、大きな基礎疾患や 複雑な問題が絡まない限り 一般施術で対応いたします。
メール、フォームでのお問い合わせ 木曜日の午後「ていしんの日」の無料相談をご利用ください。