以前、いろんな方のお話を聞いていた事があります。
お子さんをお持ちのお母さんのご相談で多かったのが
「うちの子なんにもできないんです」というお話。
それではと言う事で お話を聞くときに
お子さんと一緒に公園や動物園にいって
お話を聞いたりしていました。
そういうお母さんのほとんどの方が言われるのは
「この子、私の手を離さないんです。」
「この子、一人では何もできないんです。」
ですが・・・、私と話していると
お子さんはいろんなアピールをしてきたり
いろんな事を教えてくれたり
ついてきてくれと言ったり
あれがしたい、これがしたい、遊びたいと
アプローチしてきます。
時には、お母さんとではなく
私にトイレについてきてとねだったり。
うーん・・・まったく元気。
たまに戻ってくるけれど「行っておいで」というとすぐに行きます。
お母さんといるときはわからないのですが
私といるときは、他の知らない子とも
話したりできています。
そして、お母さんは必ずこういいます。
「あの子がこんな事をするなんて。あの子にこんな事ができるなんて。」
ところが・・・お母さんはまったく動かないんです。というか、いっぱいお話ししたい事が
あるみたいでした。
そんなお母さんの話をよくよく聞いてみると、
ほとんどの方が旦那さんやご家族と
うまくいっていない方や、お仕事やお友達関係、
その他 なんらかのご不安がある方ばかりでした。
最終的には、お母さんもお子さんが元気に遊ぶのを見る事ができご自分の中にあった
もやもやを出せて 明るく帰られるのですが一番印象的だった事があります。
それは、実は お子さんがお母さんの顔色をみていること。
お母さんは、心配して子供の手を握っているといいお子さんの手を離しません。
ですが、実際は お母さんの顔をみて不安そうにしているから子供から手をつなぎにいっている事が
ほとんどでした。
そして、お母さんはご自分をいたわってくれる
お子さんの手をしっかりと握り
まるで頼るかのように離さないのでした。
その他にも 「子供が泣かない」とか「子供が泣き叫ぶ」、
「子供が言う事を聞かない」、「子供が暴れる」、
「子供がおちつかない」などもありました。
お母さんになられた方には、いろんな背景や
出産に伴う変化などがあります。
もちろん、お父さんにもいろいろあります。
自分を守ってくれている環境の大事な柱である
親御さんの状態が悪ければ
まだまだ、自然に近い感性を持つお子さんは
いろんな事を感じて受け止めてしまいます。
ですので、お子さんをお持ちの方は
ご自分が元気な事がお子さんの元気につながっていくと
考えて頂けるとよいかと思います。
そんなこんなの経験から、
当店では親子のサポートをしています。
お子さんも一人の人間です。
ご家族に言えないことやまわりの人に聞いても
解決しないこともあります。
お父さん、お母さんも一人の人間です。
ですが、お父さんお母さんであろうとする事が
ご自分を縛ってしまっていることもあります。
もちろん、それぞれに環境があって
学校や、お仕事、友達関係、親族関係等
いろいろな背景もある事でしょう。
そういう時は、体も心もサポートしていく事で
自然と変化して行く事があります。
ご自分では、普段の頑張りに押されて
気がつかなくなっている負担を
施術を通してうまくコントロールする事は
大変有意義な事ではないのかなと思います。
子供にも鍼灸やマッサージは有効で
小児はりやかっさ、軽擦などもできます。
お子さんによれば、小さいのに毫鍼が大好きと言う子もいるようです。
幼児期だけではなく、思春期、それ以上のお子さんも
もちろんしっかりとサポートさせて頂きます。
当店では、保険診療をいたしませんが
大人が子供に与える影響は大変大きい事から
親子割や教員の方等への特別割引も行っています。
保険診療は、このような普段の生活に対する事には使えませんのであえて取り入れていないのです。
当院が負担をする事で社会が少しでも良くなるのであればそれでいいよねと 代表は思っています。
鍼灸だけではなく、お子さんのご相談でもかまいません。
木曜日のていしんの日、または無料相談を
上手にご活用ください。