下の施術室は個室なのですが、待合室から入るので
何かの拍子にドアを開けてたりしてのぞかれると
ベッドが見えてしまいます。
待合いの机などはドア側にはないのですが
念のためカーテンをつけることにしました。
店舗ですし灸など火も使いますから「防炎」が基本です。
しかし、横幅が広くカーテンレールをつけるのが
難しいのと ドレープがあると洗えなくて
不潔になるので作ることにしました。
・・・が、大変でした。
まず、防炎生地で軽くて透けずに生地と防炎タグが
購入出来るとこがなかなかなく、
生地は目で見ないとわからないので
あちこち探し回りました。
望診の邪魔にならない色と反射率であることが
基本ですからサンプルで試したり。
やっと開設前に見つけたのですが
メーカー欠品で保健所の立ち入りには間に合わず。
まあ、個室なので通りましたけれど。
で、長さが二メートル近くないと程良くないため
何日かかけて縫いました。
大きいのでまっすぐにならないし
三枚の布を別々に縫ったので一苦労でした。
吊すと多少は狭く感じますが
やはりつけて良かったなと思います。
豊中は、保健所の指導がしっかりしているので
カーテンで仕切っただけの部屋は通りません。
パネルドアでさえ大目にみてもらったぐらい。
何回も相談に行きました。
ピクチャーレールにワイヤーを渡して吊っていますので
用途次第でパーティションの幅をかえられるのが
利点でしょうか。
ベッドのほうを広めにとってあります。
これも、自分で作っているからこそですね。
たぶん、ドレープカーテンだと
すごくうっとおしかったですが 3枚の継ぎ目から
入れますので なかなかいいと思います。
苦労分、コストも安めに済みました。
いい勉強になりました。長く大事に使います。
P.S いい感じに吸音されて
空気が落ち着いた感じになりました。
布一つでもちがいますねー。